皆さんカイジって知ってますか。知ってますよね。
最近テレビの企画にもなっていた漫画です。正直ちらっと見て面白くなさそうだったので見ていません笑
AbemaTVでも特番やるみたいですね。こっちも気になります。
賭博黙示録カイジは福本伸行さんが書かれているギャンブル漫画です。
ざわ・・・ざわ・・・とかなんか尖った鼻と顎が特徴的でちょくちょくパロディにされていたりしますね。
僕は福本さん作品が結構好きで有名どころは一通り読みました。有名どころで唯一読んでないのは銀と金かな。
昔からの友人に影響受けすぎとか言われるくらいには好きなんです。
んでこのカイジシリーズなんですけど福本漫画独特の名言が有名です。
金は命より重いとか命はもっと粗末に扱うべき、とかね。色々考えさせられる素晴らしい言葉です。
グーグルとかで検索すると大量に名言集が出てきます。
ただまあ僕が一番共感したのはコンビニのワンシーンなんですよね。
カイジがいかにダメ人間であるかを示したエピソードなんですけど、これわかる人結構いるんじゃないかなあー。
検索してもそこに突っ込んでいる人全然いなかったんですけどね。
なんだか少し寂しくなってしまったので紹介します。
どんなシーンか
第二章『絶望の城』に入る話でカイジがコンビニでバイトしているシーンから始まります。
バイト先の店長と折り合いが悪いながらも仕事をするカイジ。
店長に怒られているとバイト仲間(西尾と佐原)から休憩の申し出が。
店長・西尾・佐原・カイジで休憩している時のカイジの考えている吹き出し。共感しちゃうんです。
オレはダメだつくづくダメ…………
ここの他の連中のようにうまく取り入ることができない
結果浮き 疎まれてしまう
まさに典型的社会不適合者 天の邪鬼 損ばかりだ……………
この難儀な性格のせいでオレは行く先々で上から睨まれゴミ出しや窓拭きなど損な役回りをいつも負わされる
そしてなんというか……………始末に悪いのはオレにはその方が心地良いというか……楽なのだ
他人とぬるぬる係わって作り笑いするより数段 楽
引用:賭博黙示録カイジ第55話『嫌疑』
ダメな人間の思考。でもそんな人いるはず
今見てもカイジダメだなーと思うんですが、自分にもそういうところあるんです。
いやもうー30歳なんでね。あんまり良くないのもわかってます。
相手の受け取り方としては完全に社会不適合者ですよ、これ。
ただまあ誰しもそう思うときあるんじゃないかなと、そう思います。
誰とでもそれなりにうまくやっていく技術って日本社会では必須なんですけど、そんなに上手にできない。というかする気もない。
あるタイミングでそんな風になっちゃう人、いるんじゃないでしょうか。
僕はそんなダメなカイジに共感してしまうんです、いわゆるコミュ障なんだと思います。
そんな自分でも仕方がない。でもコミュニケーションを必要とされる。
そんな僕ですが、これでも普通に働いて生きています。
そう、共感はするんです。本当はそんなにコミュニケーションが得意じゃないから。
でも皆少しずつそんな部分を誤魔化してやってるんですよね。
そんなこんなで、下手くそなりに他人に取り入る・うまくやるというのができるようになってきました。
かっこ悪いかもしれませんが、少しだけできるようになったんです。
結局後々のことを考えると、自分の立場がよろしくないこともわかってしまい、そこまで無愛想にできないんですよねー。
でも多分考え方の根底は変わってないと思っています笑
そう思っていても必要な場面で他人ときちんとコミュニケーションをとるって大事。
それがきっと大人になるということなんかなーと思います。
そう思って生きている人多いんじゃないかなーというお話でした。
このアプリを使えば無料でこのコンビニのシーンを読むことができますよ。
Amazonで安く買える秘密
